世界幸福度報告 日本58位「寛容さ」が足引っ張る? ランキングには「からくり」がある 

朝日新聞
日本の幸福度、過去最低の58位 「寛容さ」足引っ張る
2019年3月20日
https://www.asahi.com/articles/ASM3N5HPDM3NUHBI01Q.html

国連の関連団体は20日、今年の「世界幸福度報告」を公表した。日本は156カ国・地域中58位で、昨年より四つ順位を落として過去最低となった。これまで40位を上回ったことがなく、4年連続の50位台となる。
(略)
1~3位は昨年に続き、フィンランド、デンマーク、ノルウェーの北欧3カ国が独占。
(略)

報告の基になったデータは米ギャラップ社の世論調査で、各国・地域の各3千人程度が16~18年、現在の生活の満足度を「0~10」で答えたもの。国連の関連団体「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」がその値について①1人当たりの国内総生産(GDP)②社会的支援の充実ぶり③健康寿命④人生の選択の自由度⑤寛容さ⑥社会の腐敗の少なさ、の6項目を用いて分析を加えた。

日本は健康寿命で2位、1人当たりGDPで24位となったものの、人生の選択の自由度(64位)、寛容さ(92位)が足を引っ張ったとみられる

>寛容さ(92位)が足を引っ張ったとみられる
寛容さ、、、ねぇ、、
朝日は[寛容さ]が何か?報じていない。。

「幸福度」日本は58位に後退 「自由度」「寛大さ」評価低く
2019年3月21日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190321/k10011855631000.html

日本は去年より順位を4つ下げて58位でした。
長寿国だけあって「健康に生きられる年数」は上位だったものの、「社会の自由度」や「他者への寛大さ」を評価する数値が低く、主要7か国では最下位でした。

NHKは 「寛容さ」を「他者への寛大さ」としています

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「寛容さ」とは何か???

世界幸福度報告のランキングには 6つの変数が関係する

説明変数は以下の6つ

(1)人口あたりGDP(対数)
(2)社会的支援(困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)
(3)健康寿命
(4)人生の選択の自由度(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)
(5)寛容さ(過去1か月の間にチャリティ等に寄付をしたことがあるか)
(6)腐敗の認識(不満・悲しみ・怒りの少なさ、社会・政府に腐敗が蔓延していないか)

寛容さ とは
移民受け入れの数とか、排外的政策の有無とか、人種差別に関する事項に思えるが、、
なんと 実際は、
>(5)寛容さ(過去1か月の間にチャリティ等に寄付をしたことがあるか)
世界幸福度報告の寛容さ とは 寄付の有無なのだ。。。。。(呆)

wikiによると
2016年の世界幸福度報告のランキング[寛容さ] 
上位国は

1位:ミャンマー
2位:タイ
3位:インドネシア
4位:マルタ
5位:ソマリランド

東南アジアの仏教国(小乗仏教=上座部)の国民は 功徳を得る為 僧侶に お布施(食料など)を日常的に行う

あずき色の袈裟を身にまとい、小鉢を抱えた修行僧が軒下を訪ね、食べ物や金銭のお布施を呼びかける。ミャンマーで早朝よく見かける托鉢の風景だ。
国民の9割が日常的に何らかの寄付(僧侶へのお布施を含む)をする寄付大国ミャンマー。
https://www.ganas.or.jp/20151113myanmar/

キリスト教徒には寄付の習慣がある。教会に行くと寄付のための籠が回される。
日本でも日曜日教会に通う人は 毎週のように寄付をしているのでは?

また びっくりしたのは
貧困国のソマリランドが5位である!ということ
イスラム教には[ザカート]がある
[ザカート]とはイスラム教の五行の一つで、困窮者を助けるための義務的な喜捨(寄付)を指す。
ソマリランドには、信仰深い人が沢山いるのだろう、、、
*寄付をした金額は関係ないようなので極小額でも[寛容さ]はUPするのでしょう

因みに ランキング上位常連国の 2016年の[寛容さ]をみてみると

27位:ノルウェー (2019年 世界幸福度報告 3位)
29位:デンマーク (同 2位)
59位:フィンランド(同 1位)

なんだか、、、、、、、、思ったのと違う(笑)

日本語の「寛容さ」と 世界幸福度報告の言う「寛容さ」の意味が違うような、、。

世界幸福度報告の「寛容さ」の意味を履き違えた痛い発言

いかにも、、なヤフコメより

しかしながらまさしく「助け合う」「譲り合う」という寛容さは相当失われている気がする。(略)
一人の芸能人を徹底的に叩き喜び、亡き者にしようとする風潮もそうだ。
心の貧しい人は増えているんだろう。

寛容さが失われている面の一つが、大学で、文学部は役に立たないとされて、学部が廃止されたりしたり(略)学問の自由や思想、文化の自由が失われている点にある。
政府に睨まれて、放送内容も束縛されている。
また、オレオレ詐欺が、こんなに盛んな国があるのだろうか。
昭和では、町の人々が近所の子供達の成長を楽しみにしていたように思う

“世界幸福度ランキング”後退の日本に足りないのは寛容さ?「みんな自分のことしか考えていない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190322-00010023-abema-soci

実際に日本の寛容さは低いのか。AbemaTV『けやきヒルズ』は「寛容さが足りない瞬間」について渋谷で声を聞いてみた。

「外国人の方から声をかけられてもスルーしている人がいる」
「SNSでつぶやくのって自由だから、そんなに周りが反応しなくてもいいのかなと。炎上させてナンボっていう人もいる」
「(通勤通学)ラッシュの時に、みんな自分のことしか考えていないのか体当たりとか多いし、線路に財布を落としちゃったことがある。日常の公共の場でのルールが緩くなっているのかなと思う」
「ちょっと(肩が)当たっただけで睨みつけられたり」

えっと、、、「寛容さ」って寄付なんですけど、、

長谷川博一@hanycafe (社)こころぎふ臨床心理センター代表理事 http://kokoro.gifu.jp 元臨床心理士。元大学・大学院(臨床心理学)教授

もとむら伸子(本村伸子)@motomura_nobuko 日本共産党 比例東海ブロック選出の衆議院議員

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