2018年 平成30年 名護市長選挙結果をうけて 各紙・各政党の反応

読売新聞
名護市長に新人・渡具知氏…移設反対の現職破る
2018年02月05日
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20180204-OYT1T50148.html

沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設受け入れの是非が焦点となった名護市長選は4日投開票され、移設を容認する自民、公明両党などが支援する前市議の新人・渡具知武豊とぐちたけとよ氏(56)(無=自民・公明・維新推薦)が、移設反対派の現職・稲嶺進氏(72)(無=民進・共産・自由・社民推薦、立民支持)を破り、初当選した。

移設容認派が推す市長の誕生は8年ぶり。政府は計画通りに移設先の同市辺野古沿岸部の工事を進める方針だ。

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沖縄地元紙 社説

琉球新報

公示日
<社説>名護市長選告示 論戦見極め未来の選択を
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-654650.html

名護市長選が28日告示される。米軍普天間飛行場の代わりとなる新基地を同市辺野古に建設することの是非が最大の争点だ
(略)
辺野古新基地を争点とした選挙で民意を示しても、国は全く顧みず、力ずくで強硬策を推進してきたことが、問題を長引かせていると言える。真の解決策が求められる。

現職勝利との予想かな?

<社説>名護市長に渡具知氏 新基地容認は早計だ
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-659247.html

渡具知氏の当選によって市民が新基地建設を容認したと受け止めるのは早計である。渡具知氏は、建設容認を明言せず、問題を解決するために国と対話する姿勢を示しただけだからだ。
安倍晋三首相は2日の衆院予算委員会で、沖縄の基地負担軽減について「移設先となる本土の理解が得られない」との認識を示した。
普天間飛行場の県内移設は、軍事上ではなく政治的な理由であることを首相が初めて認めたことになる。政治家として無責任で沖縄に対する差別発言だ。渡具知氏の当選をもって、他府県に移設できない新基地を名護市に押し付けることは許されない。
当選した渡具知氏は辺野古移設について「国と県が係争中なので注視していく」と語っている。新基地容認とするのは牽強(けんきょう)付会である。

沖縄タイムス

投票日
社説[名護市長選投開票]地域の将来この1票に
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/204719

米軍普天間飛行場の辺野古移設問題と地域の活性化が最大の争点だ。
(略)
選挙結果は、秋の知事選に連動し、辺野古埋め立て工事にも直接影響する。
(略)
オール沖縄勢力にとっては、取りこぼしの許されない象徴的な選挙である。翁長雄志知事も危機感をあらわにし、現職候補の応援に全力を挙げた。

社説[名護市長に渡具知氏]「基地疲れ」経済を重視
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/204905

辺野古の海を切りさくように次々と護岸が造られる中で迎えた選挙である。
「もう止められない」との諦めムードをつくり、米軍普天間飛行場の辺野古移設問題を争点から外し、経済振興を前面に押し出すのが渡具知陣営の一貫した戦術だった。
渡具知氏は選挙期間中、全くといっていいほど辺野古を語っていない。現職の失政が市の閉塞感を招いたとして流れを変えようと訴え、暮らしの向上を求める市民の期待票を掘り起こした。
(略)
本紙などの出口調査では、辺野古移設反対が64・6%に上った。選挙によって辺野古移設反対の民意が否定されたとはいえない。

>本紙などの出口調査では、辺野古移設反対が64・6%に上った。選挙によって辺野古移設反対の民意が否定されたとはいえない。
選挙結果より わが社のアンケートが民意!!(ドヤ顔)

メジャー4紙 概要

https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/nago-news?utm_term=.slvVDk4QB#.oiqZk9ez1
より抜粋 追記

朝日新聞
[ 名護市長に辺野古「容認」新顔 ] [ 移設工事 加速へ ]

朝日新聞は、1面と社会面で展開。
辺野古の基地建設について、「市民は、反対を主張し続けてきた稲嶺氏を選ばなかった」とし、安倍政権が今後「地元の理解が得られたとして工事を加速させるとみられる」と指摘した。

毎日新聞
[名護市長に自公系][渡具知氏移設反対派破る]「辺野古 はぐらかされた」

毎日新聞は1面と社会面で展開。
今回の選挙について、「護岸工事が始まるなど辺野古の海が変容していき、市民の間に『移設工事を止められないのでは』というあきらめに近い声がで始めた中で迎えた市長選だった」との見方を示している。

東京新聞
[辺野古反対の稲嶺氏敗北][名護市長に政権支援新人]
「『白紙委任』ではない」

東京新聞は1面、2面、社会面で展開。
解説記事も掲載し、結果は「有権者の期待の表れ」としながら、渡具知氏が基地問題に触れていなかった点に言及し、「政府が建設推進への『白紙委任状』を得たわけではない」と釘を刺した。

読売新聞
[辺野古反対の現職破る][首相 移設工事「進めていく」]「政府・与党 知事選へ弾み」

「政府・与党では移設計画の進展に期待が高まっている」と紹介し、選挙を「今秋にも行われる県知事選の前哨戦とされる市長選を制したことで、辺野古移設が最大の争点になる見込みの知事選に弾みがついた」と指摘した。

各政党の反応

2018年2月6日20時現在
政党公式webにコメントなし
・日本維新の会
・希望の党

自民党
https://www.jimin.jp/news/press/chief-secretary/136677.html
冒頭発言(二階幹事長)

名護市長選挙は大変大きな一勝であった。関係者の皆さんに感謝をいたしております。応援に入って頂いたわが党の国会議員の中で、都合のつく者みんなが交代交代で入ったということで、関係者の党を挙げての協力にお礼を申し上げたいと思います。自民党沖縄県連、公明党沖縄県本部等、ご支援頂いたすべての関係者に、深く感謝申し上げる。この勢いを持続し、今後の沖縄の選挙を戦い抜いていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

公明党
斉藤選対委員長 活気ある街構築に期待
https://www.komei.or.jp/news/detail/20180206_27189

渡具知氏当選を受け、公明党の斉藤鉄夫選挙対策委員長は4日夜、コメントを発表し、支援をいただいた方々に対し「心から感謝を申し上げます」と謝意を表明。「停滞した市政を転換したいという市民の思いと、渡具知氏の『活気あふれる名護』という訴えが重なった結果だ」と述べ、今後の同市の活性化に期待を寄せた

日本共産党
名護市長選挙の結果について
2018年2月5日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫
http://www.jcp.or.jp/web_policy/2018/02/post-772.html

一、当選した自民・公明推薦候補は、選挙戦を通じて、辺野古新基地の問題を一切語りませんでした。選挙結果は、名護市民が辺野古新基地を受け入れたことを意味するものでは決してありません。それは、各種メディアが行った出口調査で、6割以上の名護市民が「辺野古新基地建設反対」と答えていることからも明らかです。
(略)
日本共産党は、沖縄と本土の連帯のたたかいをさらに強め、辺野古新基地建設の中止、普天間基地の無条件返還、基地のない平和で豊かな沖縄をつくるために、引き続き全力をあげるものです。

立憲民主党
【談話】名護市長選挙の結果を受けて
立憲民主党幹事長 福山哲郎
https://cdp-japan.jp/news/1149

今回の選挙結果を踏まえれば、政府・与党の辺野古新基地移設方針に対して、名護市民ならびに沖縄県民の多くが反対の意思を表明し、その方針が決して理解が得られていないことも明白である。政府・与党は、この沖縄の現実をしっかりと直視するべきである。

社民党
名護市長選挙の結果について(談話)
社会民主党幹事長 又市 征治
引用 URL

相手陣営の辺野古移設問題の争点外し戦術に加え、自民党幹部や国会議員を連日投入した企業・団体回り中心の金権・組織選挙の展開、前回自主投票で辺野古移設反対の公明党の推薦決定と国政選挙なみの態勢での支援など、安倍政権の大攻勢の前に残念ながら稲嶺氏は及ばず、苦杯をなめた。

自由党
名護市長選挙の結果を受けて
代表 小沢一郎
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/20180204.html

基地問題等への取り組みなどを見ても、安倍政権が沖縄に寄り添うどころか、沖縄の皆さんの民意を踏みにじっていることは明らかです。
沖縄のみならず地域のことが全くわかっていない安倍政権を一日も早く終わらせるために、自由党としては引き続き全力で闘って参ります。

落選した 稲嶺氏のコメント

稲嶺氏
https://this.kiji.is/332882833708565601

沖縄県名護市長選で敗北した現職稲嶺進氏は「辺野古移設問題を強く訴えたが、なかなか争点となり得ず、はぐらかされた」と述べた。


琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-655711.html
名護市長選挙 争点 アンケート
最も関心を持っている争点については「辺野古移設」が53・2%で前回市長選と同様に最も高かった。

十分に争点になっているのだが、、、

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