佐川氏の証人喚問にみる 悪魔の証明 

悪魔の証明(あくまのしょうめい)
ラテン語:probatio diabolica、英語:devil’s proof)
中世ヨーロッパの法学者によるローマ法解釈において、所有権帰属の証明の困難性を比喩的に表現した言葉である。

例えば「赤いカラスが存在する」という主張を考える。これを証明するには、赤いカラスを1羽でもいいから捕まえて来ればよい。一方、これを反証するには、すなわち「赤いカラスが存在しない」ということを証明するには、世界中のカラスを調べて赤いカラスが1羽もいないことを確認しなければならない。捕まえれば終わる前者に対し、後者は現実的に不可能である。「赤いカラスは存在しない」という当たり前とも思える命題を証明するのは事実上不可能なのである。これは悪魔の証明の一種である。

宇宙人の存在も同様である。つまり存在すると信じる者達が根拠を提示することができても、存在しないという主張の根拠を提示することはできない。存在しないことを証明するのは、すなわち無限とも言える宇宙空間を調べることは不可能だからである。

wiki 悪魔の証明

 

佐川氏の証人喚問、「悪魔の証明」求めるのは反則 日本の政治家やメディア関係者はその認識すらない
2018.3.31
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180331/soc1803310003-n1.html
ケント・ギルバート氏

某議員の「なぜ、安倍昭恵首相夫人の関与がなかったと断言できるのか?」との質問には驚いた。これは、「関与がなかった事実を証明しろ」という「悪魔の証明」の要求である。

 何らかの事実が「あったこと」は、証言と一緒に「物証」があれば証明できる。一方、何らかの事実が「なかったこと」の証言は得られても、その「物証」は物理的に存在しえない。そして、証言だけでは水掛け論や堂々巡りになる。だから議論の相手に「悪魔の証明」を求めるのは「反則」なのだ。欧米など、民主主義先進国では常識である

私は中学1年生で始まったディベートの授業で、「悪魔の証明は反則だ」と教わった。ところが、日本の政治家やメディア関係者は、それが反則だという認識すらなく、安倍晋三政権に対して無邪気に「悪魔の証明」を求め続けた。彼らは反抗期から脱出できない「永遠の中2病」に見えるが、議論のレベルは米国の優秀な中学1年生に劣る。

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